かぼちゃは子供から大人までその甘みとホクホクとした食感が人気で煮物やてんぷら、サラダにパン、お菓子にも使われます。
かぼちゃは賞味期限が長いイメージがありますが、1玉が大きいのでかぼちゃが腐るまでに全部食べきれますか。
そこで今回は、かぼちゃは何日で腐る?賞味期限は?味や臭いの変化と保存方法を調査した結果!について調べてみました。
かぼちゃが腐るまでの期間は何日ぐらい?
かぼちゃが腐るまでの期間は一概には言えませんが、かぼちゃの状態や周囲の保存環境で大きく賞味期限は異なります。
カットしていないそのままの状態のかぼちゃであれば、かぼちゃが腐るまでの賞味期限は3ヶ月程度(直射日光が当たらず周囲温度が10~15℃程度)は大丈夫です。
かぼちゃをカットした状態であれば、かぼちゃの賞味期限は冷蔵庫で1週間、冷凍で1ヶ月、あまり馴染みがないかもしれませんが、みそ漬けにするとかぼちゃは腐ることなく1年程度でも腐らずに食べられます。
また、かぼちゃの乾燥したものであればかぼちゃの賞味期限は冷蔵庫で2週間程度は大丈夫です。
かぼちゃが腐るとどうなる?味と臭いや見た目の変化は?
実際かぼちゃが腐るとどんな味や臭いになるのか、怪しいなと思った時には参考にして、自己判断していただければと思います。
1.かぼちゃが腐ると・・味の変化
かぼちゃに限らず、多くの食材は腐ると酸っぱい味がしてくるようになります。
かぼちゃも食べてみた時に、少しでも酸っぱい味がするようなときは、かぼちゃがすでに賞味期限が切れて腐っている可能性が高いので食べるのを控えましょう。
2.かぼちゃの臭いの変化
かぼちゃが腐ると、本来のウリ科特有の臭いではなく、きつい悪臭やカビ臭のすることがあります。
このような時も、賞味期限が切れてかぼちゃが腐っている可能性大なので、食べるのを控えましょう。
3.かぼちゃの見た目の変化
①かぼちゃの表面に白いカビの発生
きわめて少量で部分的な表面に白いカビが生えた場合であれば、かぼちゃの場合、そのカビた一部分を取り除くことで解決できますが、広範囲にわたるようであれば、中身のかぼちゃがすでに腐る、腐っている可能性が高くなります。
②かぼちゃの中身が溶けている
硬いはずのかぼちゃの中身が妙に柔らかいときは、賞味期限が切れてまず間違いなくその部分のかぼちゃはすでに腐る状態、腐っている可能性が高いので食べないようにしてくださいね。
③中身や綿の変色
かぼちゃの中身の綿部分が変色してきている場合は、範囲が極めて限定的な場合は、その部分を取り除くことでまだかぼちゃは食べられます。
しかし、かぼちゃの中の大部分が変色している場合は、かぼちゃが腐る賞味期限が切れた状態なので食べるのをやまましょう。
④かぼちゃをカットしたときに糸を引く
かぼちゃをカットしたときに糸を引いてくるような状況でも、かぼちゃが腐っているか一応疑ったほうが良いです。
上記の場合より深刻度としては下ですが、かぼちゃが腐る状態に極めて近いです。すでにかぼちゃが腐り始めている可能性があります。
食べる前には注意が必要です。
腐ることなくかぼちゃを保存するおすすめの保存方法は?
では次に、おいしいかぼちゃをしっかりと保存する方法について紹介していきます。
かぼちゃをカットしていない1玉の状態と、カットしたかぼちゃの場合とで保存方法をまとめていきます。
そもそも、かぼちゃは他の野菜と比べると腐る心配もすくなく、賞味期限が長く、またカットせずにそのままの状態で長期間保存することでかぼちゃの熟成が進み、腐るどころかかえって旨みの増す傾向にあります。
カットしていないかぼちゃ1玉の保存方法
かぼちゃの保存には、賞味期限に関わらず温度や直射日光に気をつけてください。
かぼちゃの保存方法としてはかぼちゃを新聞紙にくるみ、風通しの良い場所で直射日光を避け、周囲温度が10~15℃程度での保存が最適です。
常温でも、かぼちゃは腐ることなく2~3ヶ月程度は賞味期限も伸びて保存され大丈夫です。
夏場は室温が上がりますので、かぼちゃの保存は冷蔵庫の野菜室がオススメです。
カットしたかぼちゃの保存方法は?
ここではかぼちゃの代表的な冷蔵、冷凍保存についてまとめていきます。
①かぼちゃを冷蔵庫で保存
カットしたかぼちゃからは、痛みやすい種と綿は取り除いてください。
その後、ラップを密着させて巻き、冷蔵庫の野菜室で保管をするとかぼちゃは1週間は腐ることなく賞味期限も大丈夫です。
②かぼちゃを冷凍庫で保存
冷蔵保存同様、かぼちゃの種と綿は取り除き、解凍後の調理で使う大きさにカットして調理バックなどで密封してかぼちゃを冷凍します。
冷凍保存では1ヶ月はかぼちゃは腐ることなく賞味期限を伸ばして保存できます。
かぼちゃは腐ると?賞味期限は?味や臭いの変化と保存方法を調査した結果まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、かぼちゃは腐ると?賞味期限は?味や臭いの変化と保存方法を調査した結果!について紹介してきました。
かぼちゃについて調べたことをまとめると・・・
・かぼちゃが腐るまでの賞味期限は保存状態によってかなり変わる。
・丸のままのかぼちゃは常温で3カ月程度は腐らずに大丈夫。
・かぼちゃは冷蔵庫で1週間、冷凍で1ヶ月、みそ漬けではなんと1年であってもかぼちゃは腐ることなく保存可能。乾燥したかぼちゃは冷蔵庫で2週間程度は保存可能。
ついつい、かぼちゃをカットした状態で小分けにして保存したくなりますが、かぼちゃを熟成させて食べるのであればカットせず1玉丸ごとの状態でかぼちゃを保存する方が腐ることなく、長持ちします。
また、カットしたかぼちゃの場合は腐る前になるべく早く使い切るようにしましょう。
かぼちゃが腐る状態かなと感じたら、今回紹介してきた上記の方法で検討し、最後は自己判断で食べるか、食べないかの判断をしてくださいね。
これらの情報があなたのお役に立てれば幸いです。