セロテープは糊(のり)より手軽に使えて、非常に便利な日用品の1つですよね。
私も家に3つは常備しています。
しかし、便利ではあるものの、いざセロテープを剝がすとなると、なかなかテープ跡って取れないですよね。
特に小さな子供さんのいるご家庭は、子供があちこちにセロテープを貼ってしまって、きれいに剥がすのに苦労した経験がある方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、セロテープ跡の取り方はこれ!キレイにはがせるコツを伝授、その注意点などについて紹介していきます。
セロテープ跡の基本的な取り方を紹介
1.手で掴んで剥がす
セロテープ跡のまずは最も基本的な剥がし方として、そのまま手で掴んで剥がす方法です。
この方法は最も簡単な方法ですが、よくテープ跡が残ってしまう取り方でもあります。
ガラスや表面が滑らかで硬いものからテープを剝がす場合や、貼ってまだ新しいテープなどはこの方法でもきれいに取ることができる可能性があります。
2.ドライヤーで温める
セロテープ跡が取れない原因の1つとして、粘着剤が固まってしまっていることがあげられます。
この粘着剤は熱に弱く、1分程度ドライヤーの熱風を当てることで、粘着剤が柔らかくなり、セロテープを取った跡も剥がしやすくなります。
3.お湯で湿らせる
このセロテープ跡を取る方法は上記の温める効果も利用でき、またセロテープと凝固剤との間に水分が入ることで、凝固剤を柔らかくして剥がしやすくできる方法です。
ただし、お湯が使えない物、場所ではこの方法は活用できません。
4.消しゴムで擦る
セロテープを剥がした跡は、温めても湿らせてもダメなときは、消しゴムを使いましょう。
強力な粘着成分も、消しゴムで擦ることで粘着剤と消しゴムとの間に強い摩擦力が生まれ、あっという間に取ることができます。
5.市販のシール剥がし剤を使う
家にない方にとっては購入する手間やコストがあり、誰しもに手軽な方法とはいえないシールの剥がし剤を使ったセロテープ跡の取り方ですが、やはり専門に作られた道具は頼りになるもので、劣化したセロテープの頑固にこびり付いた跡もスッキリとることができます。
ただし、その成分が有機溶剤系やアルコール類を使用しているものもありますので、使う場合には、セロテープがついていた場所の素材の確認、注意が必要です。
素材別セロテープ跡のオススメの取り方はこれ!
ここでは、セロテープの付いている場所(表面)が①ガラスの場合と②木材の場合とで考えてみたいと思います。
①ガラスの場合
ガラス面についてしまったセロテープの剥がし跡はドライヤーもしくは市販のシール剥がし剤を使うのがよいです。
ドライヤーを使う場合は、セロテープの表面より数センチ離して数十秒から1分程度暖めると剥がしやすくなります。
また、シール剥がし剤は有機溶剤系やアルコール類の成分のものでも、相手がガラスなので問題なく使えます。
シール剥がしの使い方は、適量の剥がし剤を粘着部に染み込ませ、1分程度放置した後テープを剥がします。
もちろん、残ったセロテープ跡にも有効です。
この場合、剥がし剤を塗布したあとに、爪や消しゴムで擦りましょう。
②木材の場合
木材の場合もドライヤーを使ってセロテープ跡を剥がすのが最もオススメできます。
しかし、万が一セロテープ跡が残ってしまったときには、消しゴムを使うことをオススメします。
木材の場合は、相手が硬いので、力を入れてひたすら擦るのがオススメです。
シール剥がし剤は、相手が木材なので変色、変質等の危険があり、オススメできません。
③プラスチックの場合
表面が滑らかなプラスチック製品では、セロテープを貼ってまだ日が経っていなければ、そのまま掴んで剥がしても跡が残らず、綺麗にとることができる場合もあります。
また、これまでの方法と同じでドライヤーによる方法も有効です。
木材と違い、剥がし剤が使える場合もありますが、その成分がプラスチックに影響を与えることがあるかどうか調べておく必要があります。
セロテープ跡の取り方の注意点
セロテープの跡を取る際は、貼られている表面の材質に応じて、適切な取り方を選びましょう。
特に、お湯や剥がし剤を使うときには変色、変質等の注意が必要です。
また、ガラスに対して消しゴムを使う場合には、力を入れ過ぎると割れる恐れもありますので注意が必要です。
セロテープ跡の取り方はこれ!キレイにはがせるコツを伝授まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、セロテープ跡の取り方はこれ!キレイにはがせるコツを伝授!について紹介してきました。
まとめると・・・
①手で掴んで剥がす方法や
②ドライヤーで温めるてから取る方法
③お湯で湿らせてから取る方法
④消しゴムで擦って取る方法
⑤市販のシール剥がし剤を使って取る方法
以上の5つの方法が代表的なセロテープ跡の取り方です。
また、セロテープが貼ってあった場所の素材別にも注意点があります。
①ガラスの場合
②木材の場合
③プラスチックの場合
これらの素材別の注意点を把握しなくては、失敗してしまう事があるのでよく注意しましょう。
セロテープ跡の取り方は他にも、ハンドクリームやお酢を使う方法、カッターを使う方法もありますよ。
目的別にあった最良のテープ跡の取り方を、この記事を参考に決めていただけたらと思います。
この情報があなたのお役に立てれば幸いです。
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