チーズは腐る?もともとチーズはある意味腐った状態なので腐るのか?・・・素朴な疑問です。
そこで今回は、チーズは腐る?味やニオイの見分け方と賞味期限 日持ちさせる保存方法はこれ!について紹介していきます。
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チーズはどれぐらいで腐る?
早速ですが、チーズは腐るのか?どれぐらいで腐ってしまうのでしょうか。
チーズは発酵食品なのでもともと腐っている状態ではあります。
でも、油断は禁物です。
「腐る」とは、ここで指すその意味として「食べて美味しいと感じられない(味や匂い見た目の異変)」です。
つまり、発酵食品であるチーズも腐ります。
普通の食品と同じように消費期限、賞味期限が過ぎてしまうと、腐って美味しく食べられなくなってしまう事があります。
商品としてメーカーが販売する食品には、発酵食品であっても必ず賞味期限や消費期限が食品衛生上決められています。
もちろんチーズにも消費期限や賞味期限があります。
しかし、あなたも何かの食品で経験があると思いますが、賞味期限や消費期限が過ぎたものが絶対に食べられなくなるというわけではありませんよね。
そもそも、賞味期限や消費期限はその期間内に品質や体に害が及んだときに発売元が補償するという事から、一つの目安という位置づけにはなります。
では、実際に消費期限や消費期限が過ぎたチーズはどのくらいで腐るのでしょうか。
チーズの賞味期限はどれぐらい?チーズの種類によって違う
チーズの種類にもよりますが、チーズの賞味期限はどれぐらいでしょうか。
まず、チーズには大きく分けて2種類のチーズがあります。
ナチュラルチーズとプロセスチーズです。
ナチュラルチーズとプロセスチーズの違い
ナチュラルチーズとは、聞き慣れたサラダやピザでお馴染みのモッツァレラチーズやカマンベールチーズやゴーダチーズ、ハンバーガーに入っているチェダーチーズなどがあります。
プロセスチーズは、おつまみ用チーズとして有名でスライスチーズやキャンディーチーズなどです。
プロセスチーズは、一度加熱処理をしているので、日持ちがするのが特徴です。
チーズの賞味期限
例えばプロセスチーズは保存性が高いので割と長い270日程度賞味期限があるものが多いです。
270日日持ちするのは、チーズの中でもかなり賞味期限が長い部類です。
続いて、カマンベールチーズの賞味期限は150日程度です。
ナチュラルチーズに関しては日毎に熟成して旨味が増すので、賞味期限の判断は難しいですが数日から1週間程度と短くなっています。
これは、全てチーズの保存状態にもよる平均的な目安なので、具体的にチーズが腐った!と判断する為には見た目で判断できるぐらい変化がないと中々区別がつきません。
逆に言えば、チーズはカビが生えたり悪臭や味の異変が出るまでは腐ってはいないと言えるでしょう。
しかし、賞味期限や消費期限を過ぎたもの、あるいは手作りのチーズがいつまで食べられるかどうか、見分ける方法はあるのでしょうか。
チーズが腐っているかの見分け方
チーズが腐っているかどうか、見分け方さえわかれば、味見して不味い思いをしたり、おなかを下したりということは回避できますよね。
チーズが腐っているかの見分け方です。
味で判断
チーズが腐っているかどうか、味で判断するポイントですがチーズが美味しいか否かというのでは感覚に個人差があるので、舌がピリピリするかどうかを基準にしましょう。
チーズは本来辛いものではないので、口に入れてピリピリすることはありません(辛くアレンジされたチーズは除く)。
従って、チーズを少量口にして、舌がピリピリしたり、刺激を受けた状態になっていたらそのチーズは腐っていると判断して良いです。
ニオイで判断
チーズは発酵食品なので、美味しく食べられる状態でもニオイにはそれぞれのチーズの特徴が現れます。
そのため、正直ニオイのみで判断するのはとても難しいです。
そのチーズを以前食べたことがあれば、その時のにニオイと比較して余りにも酸っぱいニオイがするとか、刺激臭がする場合は腐っている可能性が高いと言えます。
チーズが腐っているかどうかニオイで判断する事はプロでもない限りなかなかハードルが高いので、あくまでも補足的な判断基準として味や、見た目で最終判断した方が良いです。
見た目で判断
チーズが腐っているか、チーズの見た目で判断する場合のポイントを紹介します。
ポイントは外側に近い部分が透明になってきたり、チーズの表面が粘り気があったり、表面に白もしくは、黒いカビが生えて異臭がするなどが見られたら食べるのは控えた方が良いです。
これらの見た目が発見されたチーズは、チーズ本来の発酵とは別の、雑菌によって腐ってしまっている可能性が高いです。
では、このようにチーズが腐ってしまわないようにするには、どのような保存をすればようのでしょうか。
チーズの保存方法はどうすれば良い?注意点とポイント
それでは、チーズを腐らせず長くチーズを楽しめる保存方法と注意点を紹介します。
保存方法の細かくはそのチーズの種類にもよりますが、多くのチーズに共通するのはラッピングにあります。
一般的には、食品の保存にはラップで包むと言うのが考えられやすく、ほとんどの方が食品を保存する際にそうしていると思います。
ですが、実はチーズの場合これが正解ではないので注意が必要です。
チーズを保存する為には、乾燥や雑菌から守ることは大切なコトなのですが、チーズの中には乳酸菌などの菌がおり、その菌が日々熟成している生き物のような食品のためチーズをラップをして空気を遮断してしまうと、その菌たちが呼吸ができなくなってしまいます。
チーズの中の乳酸菌などは、チーズにとって良い菌であるため、チーズにラップしてしまうことは美味しい状態を保存することとは逆効果になってしまうので注意が必要です。
チーズの保存方法の正解は、キッチンペーパーなどの紙で包んで、余裕のある容器にいれて冷え過ぎを避けるようにします。
一番良い保存場所は冷蔵庫の野菜室です。
大体のチーズはこの方法で保存すれば、美味しさを長持ちさせることができます。
チーズは常温保存できる?
ちなみにチーズは常温では保存できないのでしょうか。
ナチュラルチーズは基本的に10℃以下の保存が適しているので、冷蔵庫がおすすめです。
保存に強いプロセスチーズでも、真冬であれば常温でもある程度は問題ありません。
しかし、エアコン等で室内の温度も上昇してしまう事があるので、やはり長期の保存であれば冷蔵での保存がおすすめです。
チーズは冷凍保存できる?
チーズは冷蔵保存が適しており、常温はおすすめできません。
では冷凍保存はできるのでしょうか。
チーズは冷蔵保存が可能です。
しかし、水分が多いナチュラルチーズやチーズを冷凍保存から解凍した際にサラダや前菜用として生で食べようと考えている時はおすすめできません。
チーズを冷凍保存してから再度解凍して食べる場合は加熱した方が良いです。
冷凍保存中に水分がどうしても抜けてしまうので、加熱用のチーズであれば冷凍保存しましょう。
冷凍保存をすれば、チーズの賞味期限は1ヶ月程に伸びます。
それ以上の期間冷凍保存したチーズでも食べれないことはありませんが、チーズの風味や水分が徐々に失われるので注意が必要です。
チーズは腐る?味やニオイの見分け方と賞味期限 日持ちさせる保存方法まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、チーズは腐る?味やニオイの見分け方と賞味期限 日持ちさせる保存方法はこれ!について紹介してきました。
チーズは発酵食品ですが、保存状態によっては腐ってしまいます。
ピリピリした味や、今まで嗅いだことがない違和感のあるニオイがした場合は要注意です。
また、チーズが腐ったかどうか?は見た目でもわかります。
表面がねっとりしてしまったり、カビが発生した場合は気を付けましょう。
チーズの日持ちする保存方法としては、ラップではなく水分を良く拭いてキッチンペーパーで包んで冷蔵庫の野菜室での保存が一番おすすめです。
冷凍保存ではなく、冷蔵庫の野菜室の冷蔵保存がおすすめです。
この情報があなたのお役に立てれば幸いです。
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