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年が明けると毎年初詣に行っていますが何故、初詣に行くんだろう?と、ふと考えたことがあります。

賑やかだから好きとか、皆が行くから行く!など初詣に行く理由は人様々だと思います。

しかし、せっかく初詣のお参りに行くのですから、しっかりと意味や歴史を知った上で初詣に行ってみるといつもと違った気持ちになっていいかもしれませんね!

そこで今回は、初詣の意味や歴史を知りたい!調査したら意外なストーリーが!?について紹介していきます。

初詣の意味は?歴史はコレだった!

さっそくですが、初詣に行く意味や歴史ってなんでしょうか?

屋台の食べ物が食べたいから?賑やかな場所が好きだから?それもいいと思います!

でも実は初詣とは、年が明けて初めて神社やお寺に参拝する行事です。

昨年の感謝や1年の願い事などを伝えに行く意味があります。

なんとなく、知っていたよという人が多いかもしれませんね。

 

初詣の歴史は、かつて家長が「家族が平穏無事に過ごせるように」と、氏神様へ祈祷したことが由来になっています。

詳しいことは、これから初詣の歴史で説明しますね。

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初詣の歴史!実はそんなに古くなかった!?

初詣は、ずっとずっと昔から庶民に馴染みのあるものだと思っていましたが、意外にも歴史は浅く現在の形が定着したのは明治時代前半と言われています。

では、現在の初詣の形が定着するまでの変化を見ていきましょう。

年籠り

村や家長が、その地域の氏神様が祀られている社寺に大晦日の夜から元旦の朝まで、一睡もせず豊作や家内安全を一晩中祈り続けて籠ることを言います。

除夜詣と元旦詣


一晩中籠もっている年籠りは、徐々に大晦日の夜と元旦の朝に社寺を参拝するという2つの行事に別れました。

一睡もせず一晩中祈り続けるのは大変だったんですね。

大晦日の夜に参拝することを、除夜詣と言います。

また、元旦の朝に参拝することを、元旦詣と言いました。

 

元旦詣が、後の初詣に変化するのですが、今の初詣とは違って参拝に決まりがあったんです。

その決まりとは、住んでいる氏神様が祀られている神社への参拝、もしくは、家から見てその年のいい(恵方)方角ある神社への参拝でした。

 

現在の初詣

除夜詣と元旦詣セットだったのが、元旦詣だけ残り初詣となりました。

そして、氏神様への参拝、恵方方角の神社への参拝から有名な神社への参拝に変わって行ったのです。

大正時代には、元旦詣から初詣という言葉が使われるようになりました。

 

さらに、鉄道がひかれたことにより交通の便がよくなったことで遠くの社寺へ参拝することも可能に!

それにあわせて、各鉄道会社の宣伝合戦により地域の氏神様の参拝から有名な社寺へ参拝がてら観光へと、どんどん風習が変化していきました。

今現在の初詣の形である、有名な社寺へお参りに行くきっかけを紐解いたら、各鉄道会社の宣伝だったとは、意外で驚きました。

 

お正月と初詣は、実は神道の儀式が歴史だった!?

お正月には、鏡餅をお供えして、正月飾りを飾って、門松をたてたり、おせち料理を作るか用意する家庭が多いと思います。

それらすべての作法は全て、その年の家内安全や豊作を願っての事だったのです。

 

正月飾りには、各家に毎年やってくる神様で祖先の霊とされている歳神様が宿るとされています。

一方、社寺の神様は氏神様とされていて、同じ地域の人々が祀っている神様のことになります。

 

つまり、自分の祖先を神様としておせち料理などでお迎えして感謝し、後にその土地の様々な由来を持っていて、土地の人々を守ってくださっている氏神様に詣に行くのが神道と言われる理由のようです。

 

初詣の意味や歴史を知りたい!調査したら意外なストーリーが!?まとめ

初詣の意味や歴史についてご紹介しました。

まとめると・・・

  • 初詣の意味は、昨年の感謝と1年の願い事を伝えに行く事
  • 初詣は「年籠り」から変化して行った
  • 初詣は、鉄道が引かれた事と、各鉄道会社の宣伝で有名な社寺に行く現在の形に近くなった

初詣は、交通の便が影響していたとは知らなかったです。

初詣の意味や歴史を知る事で、今度の初詣はいつもと違った気持ちでお参りができるかもしれませんね。

これらの情報があなたのお役に立てれば幸いです。