さらっとした肌触りで着心地がいいレーヨン素材。
有名なインナーのヒートテックなどにも使われているレーヨン素材なので、誰でも1着くらいは持っているのではないでしょうか?
今回はそんなレーヨン素材の洋服にシワがついてしまった場合はどうすれば良いのか、レーヨン素材のシワ取りの方法とは?自宅で簡単にできる方法はこれ!ご紹介したいと思います!
レーヨン素材の特徴は?自宅でシワ取りできる?
レーヨン素材は再生繊維の一種で、紙と同じ木材パルプを原料としています。
レーヨン素材は、もともとシルクのような質感を再現する目的で作られた素材なので、光沢があってさらっとした手触りが特徴。
また、レーヨンはウールやシルクのように吸水性が高く、汗をかいてもさらっとした着心地を維持してくれます。
一方でレーヨン素材は水や湿気に弱く、シワになりやすいという一面もあります。
レーヨン素材は紙と同じ素材で出来ているため、水を吸って膨らむと生地が破れやすくなったり、ふたたび乾いた時に縮みやすくなったりします。
一言で言うならば、レーヨン素材は自宅で洗濯するのが難しい素材と言えますね。
基本的にレーヨン素材はクリーニングに出すことをおすすめしたいのですが、クローゼットなどで保管する際についてしまったシワはアイロンなどを上手く使って自宅で取ることも可能なのでご安心ください。
自宅で出来るレーヨン素材のしわ取り方法はこれ!
ユニクロのレーヨンブラウス解体してもうちょい柔らかい感じにした(写真見えにくくて泣いた) pic.twitter.com/LlzPtfVc2r
— しばこ (@Ka__shiba) October 18, 2019
レーヨン素材の特徴が分かったところで、シワ取りの方法について見ていきたいと思います。
水や湿気に弱いレーヨン素材のシワを自宅で簡単に取るには、アイロンを使うのがおすすめです。
ただ、レーヨン素材はとても繊細な素材なので熱にも注意が必要です。
アイロンの温度は、熱すぎない80℃~160℃くらいの中温で、必ず当て布の上からかけるようにしましょう。
直接アイロンをレーヨン素材に当ててしまうと、レーヨン素材の特徴である光沢がなくなってしまう場合があるので要注意です。
また、レーヨン素材は非常にデリケートな素材で熱に弱いので、摩擦を避けるためにも同じところに何度もアイロンをかけるのはNG。
軽く滑らせるようスーッとかけるのがうまくいくコツです。
その際、斜めに新しいシワが入らないように繊維に沿ってまっすぐにかけるようにしましょう。
また、レーヨン素材は湿気に弱いためアイロンのスチームも厳禁です。
「シワ取りにはスチーム」というイメージがあるかもしれませんが、レーヨン素材には当てはまらないのでぜひ、覚えておくと良いですよ。
レーヨン素材のシワ取りのコツ!またシワにさせない方法は?
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ワイドなビッグサイズとロングの着丈でモード感たっぷりのシルエット。https://t.co/j7pW6pxqlH pic.twitter.com/Ew0liu8PVH— Deorart(ディオラート)【公式】 (@Deorart_shop) October 18, 2019
アイロンでレーヨンのシワを簡単にシワ取りできることは分かりましたが、できるだけ失敗しないよう、押さえておきたいコツについてもう少し見ていきたいと思います。
レーヨン素材が他の素材と混合されている場合。
一口にレーヨン生地と言っても市販されている洋服には綿やポリエステルとの混合素材もよく使われています。
このようにレーヨン素材に複数の素材が混ざっている場合は、いちばん熱に弱いものの温度に合わせるのが大切です。
「綿×レーヨン」なら、レーヨン素材に合わせて中温で。
「ナイロン×レーヨン」なら、より熱に弱いナイロンに合わせて
低温設定にすると良いですよ。
レーヨン素材の洋服の保管方法は?
たたみ方が衣類収納のポイント
たたみかたのポイントとして、次の3つを意識していればOKです。
仕上がりの形が四角くなるようにたたむ
セーターなど厚みのあるモノは縦にロール巻き
同じ場所にしまうモノは同じサイズにする pic.twitter.com/X5U5Uhov79— 貴方にしか教えません。長寿の秘密 (@mugaisanne1) October 2, 2016
さらに、シワのつきやすいレーヨンは一度伸ばしただけでは安心できません。
レーヨンは、ただ畳んでおくだけでもしわがついてしまうので、保管する際には注意が必要です。
先ほど触れたようにレーヨンは水に弱く、湿度の高いところに置いておくと縮んでまたしわになってしまうことがあります。
レーヨン素材の洋服を保管する際には乾燥剤を一緒に入れておくことをおすすめします。
また、ハンガーにかけておくと肩の部分だけ伸びて型崩れの原因になってしまいます。
レーヨン素材の洋服の畳みじわが気になるという場合はクルクルと丸めて収納すると良いです。
レーヨン素材のシワ取りの方法とは?自宅で簡単にできる方法はこれ!まとめ
スタイリッシュなお部屋に似合いそうなクロムメッキ仕上げのボディ。
古い外国映画に出てきそうなクラシカルなデザインが印象的な
ドイツDBK社 スチーム&ドライアイロン ザ・クラシックです。https://t.co/uOJrvCmygc#クラシカル #アイロン #ドイツ #デザイン pic.twitter.com/2Q0vzw1IYs
— 大人のお洒落情報 0107 (@0107interior) August 23, 2019
レーヨン素材はとても繊細でシワになりやすい素材。
でも、アイロンのかけ方などに気をつけて扱えば自宅でも簡単にレーヨン素材のシワ取りやお手入れできます。
・レーヨン素材は水や湿気に弱く、シワになりやすい。
・レーヨン素材は自宅で洗濯するのが難しい
・とても繊細な素材で熱に弱いので、アイロンの温度は、熱すぎない80℃~160℃くらいの中温で、必ず当て布の上からかける。
・何度もアイロンをかけるのはNG。
・シワ防止に乾燥剤を一緒に入れて保管。
・レーヨン素材のシワ対策としてクルクルと丸めて収納する。
今回紹介した方法を参考にしていただき、いつでもキレイな洋服を身に着けてくださいね!
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