最近は新たなビジネスとして「見守りサービス」と呼ばれるものが登場しています。
そして日本の急速に進む高齢化社会の対策として、この見守りサービスの市場規模は拡大の一途をたどっています。
主に大手警備会社や住宅設備関係の会社が専用の機器をつかったり、カメラを使用した高齢者見守りサービスを展開しています。
そこで今回は、高齢者見守りサービスの市場規模は?高齢者見守りのこれからについて紹介していきます。
その具体的なサービスをいくつかピックアップしました。
高齢者見守りサービスとは
近年注目の「高齢者見守りサービス」とは高齢化していく社会に対応する新たなサービスです。
いわゆる高齢者、老人の生活を見守り日常生活での健康面のサポートからチェックから安否確認による、自宅内外での事故の危険を回避させるのが目的です。
日本には社会保障費や介護者不足が悩まされるなか解決しないといけないことが山積みになっているので、それに対応するために行います。
現在IT化が進んでいるため今後の高齢者見守りサービスの市場は人工知能や※IoTといった技術を駆使したものに変化すると予想されています。
※IoTとは・・「IoT」とは「Internet of Things」の頭文字を取った単語です。日本語では一般的に「モノのインターネット」と呼ばれています。IoTを簡単に説明すると、「身の周りのあらゆるモノがインターネットにつながる」仕組みのことです。IoTではこれまでインターネットとは無縁だったテレビやエアコンがインターネットにつながることにより、モノが相互通信し、遠隔からも認識や計測、制御などが可能となります。
高齢化社会とIT
厚生労働省は2015年の1ヶ月に認知症の方が毎年9割位増加していると述べています。
2025年には700万人を超える可能性が高まっているので日常的な見守りは必須です。
また健康増進や生活支援からリハビリや認知症予防まで対応するので使い勝手が良いと言えます。
ITを活用した高齢者見守りサービスは介護スタッフの負担軽減や入居者の安心といったメリットを持つのが特徴です。
個人向けだと緊急通報サービスが用意されていて安否確認から緊急時に遠方にいる家族に通報されるシステムが採用されます。
オプションで非常時に駆けつけができるサービスも用意されているので万が一のときも安心です。
他にも火災監視や生活支援、健康相談サービスもあります。
月額は大体3,000円で専用タブレットや携帯のアプリも連動するシステムです。
高齢者安否確認サービス
大手の警備会社では提供する複合サービスでは家庭内センサーやカメラを使った高齢者の生活見守りや安否確認を行なっています。
インフラ系のものは使用状況の確認サービスで遠方にいる家族にメールで通知を行うのが特徴です。センサー家電型は家庭内にセンサーを設置、緊急時には通報のほか自動で温度や湿度を調整してくれるといった優れた機能を持つものもあります。
認知症患者が勝手に徘徊するのを見守るためのアイテムとしてペンダントに内蔵されるGPSがあるので必見です。位置情報を確認できるのですぐに見つける事ができます。今後は上記のような高度技術を駆使したサービスが主流となっていくでしょう。大手2社のHPを載せておきますので、興味があれば資料請求や見積もりで具体的に比較検討してみると良いですよ♪
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高齢者見守りサービスの市場規模は?まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、高齢者見守りサービスの市場規模は?高齢者見守りのこれからについて紹介してきました。
高齢化の進む日本にとって「高齢者の見守りサービス」はビジネスの市場規模としてかなりの成長が予想できます。新たなビジネスチャンスとして異業種の参入が始まり、見守りサービス自体の市場の活性化が期待できます。
その分、※IoTの技術の発展により、そして各社の見守りサービスが競い合う市場が形成されることで、サービスレベルの向上、サービス料金の価格競争により利用する側にとってメリットが出てくると思います。
避けては通れないこの高齢化社会の波を「高齢者見守りサービス」によって人ではなく、システムとして支えることで働き盛りの世代の労働力の妨げにならずに、高齢者も大人も子供もみなが住み良い日本であって欲しいものですね。
この情報があなたのお役に立てれば幸いです。