エレクトーンとは電子オルガンの一種で、一人で演奏する楽器ですが、それだけでオーケストラやバンドなどに匹敵するようなパフォーマンスが出来たりします。
そこで今回は、エレクトーンの音色の仕組みは?なぜたくさんの音が出るの?について紹介していきます。
エレクトーンの音色の仕組みは?なぜたくさんの音が出るの?
エレクトーンにはいくつも鍵盤が付いており、右上には右手用の鍵盤、その下の段の左側には左手用の鍵盤、それに足元にあり左足で踏む鍵盤を備えています。
右足の所には全体の音の大きさを調節するボリュームペダルなどがあります。
椅子に座るとそれらの鍵盤やペダルがちょうど演奏しやすい位置にきます。
ですが小さい子供の場合は足が届かない場合もあります。
演奏する時には右手でメロディー、左手で和音、足でベースを奏でます。
それに自動で鳴るリズムも内蔵されています。
これによって手の指と足を合わせて最大で同時に11の音とリズムを鳴らすことが可能ですが、左右の鍵盤に複数の音色を割り当てることも出来るのでさらに多くの音を鳴らすことが出来るのです。
エレクトーンの音色の仕組みは?なぜたくさんの音が出るの?
さてエレクトーンの音色の仕組みですが、実際演奏してみたりパフォーマンスを聴くとわかるのですが、すごくリアルな楽器が鳴っているように聴こえると思います。
これはバイオリンやトランペット、ギターといった実際の楽器をスタジオなどで弾き、収録したデータを内蔵しているからです。
鍵盤を弾くことにより収録したデータがスピーカーなどから再生されます。
多くの種類の楽器を収録しており、また同じ種類の楽器の中でも弾き方を工夫するなどし、たくさんの変化を付けて収録しています。
そのため多くの音色を選ぶことが出来、パフォーマンスする曲調に合わせて使うことが出来るのです。
演奏する途中でもエレクトーンのパネルにあるボタンを押すことで楽器の種類を切り替えることが可能なので、とても多くの楽器で演奏しているかのように聴かせることが出来ます。
右手、左手、左足のそれぞれの鍵盤について切り替えられますし、複数割り当てることも出来るのでさらにたくさんの音が鳴っているように感じるのです。
さらにエフェクターといったやまびこのようなエコーやコンサートホールでパフォーマンスしているかのように聴こえる残響も付け足すことが出来るためとても表現力豊かな演奏が可能になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、エレクトーンの音色の仕組みは?なぜたくさんの音が出るの?について紹介してきました。
エレクトーンは本物の楽器を収録した音源を、両手、両足を駆使して最大11種類もの音を奏でることができます。
そのような意味では、もはや1つの楽器ではなく、音を奏でるミニスタジオのようなイメージが正しいのではないでしょうか。
魅力がたっぷり詰まったエレクトーンですが、ピアノのようにもっともっと知名度が広がれば素敵ではないでしょうか。
この情報があなたのお役に立てれば幸いです。