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子供の頃は毎年一年の初めに貰っていたお年玉ですが、実はお年玉はピン札であることがマナーです。

特に意識したことがない、という方も多いと思います。

そこで今回は、お年玉はなぜピン札じゃなくてはダメなの?について紹介していきます。

 

お年玉はなぜピン札じゃなくてはダメなの?

一般的にお祝儀は新札で、不祝儀は使用済みの旧札であることがマナーです。

なぜお祝儀は新札なのかと言うと、予めお祝いするために用意していたという意味を持たせるためです。

一方で不祝儀が旧札であるのは、突然の不幸に用意していなかった、急ぎ駆け付けました、という意味を持たせるためになります。

お年玉は新年のお祝儀なので、お祝儀に入ると考えたらお札は旧札ではなくピン札の方が良い、というのがわかると思います。

最後にピン札の用意の仕方です。

お年玉用のピン札を用意する際にはATMでは用意できないことがあります。

そのため、ピン札は銀行の窓口に行けばピン札に両替してくれます。

基本的にお年玉程度の金額であれば銀行で両替の手数料を取られることはありません。

しかし、銀行によっては両替何枚までは無料、それ以上の両替は有料というように明記されるので確認してみましょう。

他にも、手作りでピン札を作る方法があります。

旧札を霧吹きで湿らせてアイロンをかけるという方法です。

この方法を使えば家で無料でピン札をたくさん作ることができますね。

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お年玉の由来と歴史

ところで、改めてお年玉の由来と歴史ですが、まずお正月は本来年神様を家にお招きする行事になります。

そして、その年神様からの魂を分け与えるものを具有化したものが本来のお年玉なのです。

お年玉は、元々は飾ってある鏡餅に宿る御魂である御餅を分けていたことを御年魂と言いましたが、現在ではそれがお年玉に変じて、御餅からお金になり、渡す相手も子供になっていったのです。

また、お年玉として今のようにお金を渡すようになったのは、高度経済成長期の頃からになります。

なのでお年玉の歴史はまだまだ浅いのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

毎年子供にあげているお年玉でも意外と奥が深いなと思ったのではないでしょうか。

お年玉を貰う子供はピン札であるか、旧札かというのは気にしません。

お年玉のピン札かどうかを気にするのは大人だけです。

ピン札を入れるかどうかは子供をお祝いしたい、一年健康でいて欲しいという大人の気持ち次第なのです。

つまり、今まであまりよく考えずに、お年玉に旧札を入れていたのであれば、ちょっと考えて直して今年は新札にしてみても良いかもしれませんね。