パスタには生麺と乾麺がありますが、時間が経つと生麺は腐ります。
それに対して乾麺のパスタであれば基本的に腐るという事はありません。
そこで今回は、パスタは何日で腐る?味や臭いでの見分け方と賞味期限 保存方法まとめ!について紹介していきます。
パスタは腐る?パスタの賞味期限は?
結論、パスタは何日で腐るのでしょうか。
パスタの各メーカーが推薦する賞味期限にもよりますが、生麺のパスタの賞味期限は、8℃以下の冷蔵保存したとしても約10日間です。
乾麺のパスタ非常に保存がきくので、乾麺のパスタの賞味期限は驚きの約3年くらいあり、かなりの長期間腐らず日持ちします。
ただし、パスタを保存する時は湿度の多い場所や直射日光が当たる場所、高温になる場所は避けた方がいいです。
賞味期限と消費期限の違いは!
ココで用語の確認ですが、食品には賞味期限と消費期限がありますよね。
賞味期限とは、食品が安心して美味しく食べられますよという期限で、その食品が食べられるかどうかの基準が消費期限です。
日本の賞味期限、消費期限の基準は厳しく設定してあります。
そのため、きちんとパスタに記載されている保存方法を守れば、よほど劣悪な環境で保存していた場合を除き、賞味期限が切れていてもある程度は美味しくt食べられます。
また、消費期限を数日過ぎたとしてもすぐに食中毒になることも考えられません。
パスタが腐るというのは一度ゆでたものや、生麺のパスタの場合が多いです。
ゆでた後のパスタをすぐ食べずに常温で放置したり、熱い場所に長時間おいておくとパスタは腐ってしまいます。
パスタが腐っているかどうかの見分け方
パスタの臭いでの見分け方
パスタが腐っているかどうかの見分け方はまず、臭いの変化です。
この方法のデメリットはニンニクを大量に使用したソースがからんでいるパスタなどは、臭いの判別がしずらくなり、少々分かりにくいのが難点です。
ただし、パスタ自体が酸っぱい臭いをしていたり、雑巾や台布巾を長時間放置したようなあの独特なイヤな臭いがしたらそのパスタは腐っているサインです。
まずは臭いを確認してみましょう。
パスタの見た目での見分け方は?
臭いだけでそのパスタが腐っているか見分けることが難しい時は、フォークなどでパスタを一度持ち上げてみましょう。
ネバッととしたり、糸を引くようであれば完全にそのパスタは腐っていますので、食べてはいけません。
また、もともとパスタは多少常温で放置して腐ってしまったが怪しい時も、後で加熱すれば大丈夫だろうと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それは間違いです。
パスタが腐る原因は?
パスタが腐る原因となるパスタに付着した雑菌、細菌は加熱しても消滅しない菌もいますので、上記のように見た目や臭いに異変を感じた時は、潔くそのパスタは腐ったのであきらめた方が良いです。
米類や小麦粉類を汚染する細菌にセレウス菌というものがあります。
これはごく普通にいる細菌で空気中などにもいますが、この菌が原因で腐った食べ物を食べた時は食中毒を起こし最悪は激しい腹痛、下痢、頭痛を伴い、死亡するケースもあります。
これらの雑菌は耐熱性があり、加熱しても完全には除去できませんでの注意が必要です。
パスタの保存方法は?
冷蔵保存
極寒の冬場ならともかく、他のシーズンは一度水を加えて加熱したパスタを保存する際は、粗熱をとってから冷蔵庫または、冷凍庫に入れることをおすすめします。
乾麺のパスタにごくまれに黒いつぶつぶが付いているように見える場合があります。
消費期限以内であれば、おそらくデュラムセモリナの粉が入っているだけですので、カビではありません。
一度開封した乾麺のパスタの保存方法は、密封できる入れ物に入れて高温多湿にならない場所で常温保存するか、心配の場合1.5から2リットルのペットボトルにいれて冷蔵庫の野菜室などで保存するのが良いでしょう。
使う時はその保存容器のペットボトルの口から一度に出て来るパスタの量が約一人分の目安になってとても便利です。
ぜひ一度お試しください。
冷凍保存
パスタを長期保存するためには冷凍保存がよいです。
一度茹でたパスタや開封後の生麺や乾麺を密封し、冷凍する保存方法です。
この保存方法のポイントは、なるべく1食ずつ小分けにすることです。
次回解凍して調理に使う際に自然解凍をしますが、小分けにした方が早く解凍できたり、調理もしやすく便利です。
私も1食の目安100gずつ程度の大きさに小分けして冷凍保存しています。
パスタはどれぐらいで腐る?味や臭いでの見分け方と賞味期限 保存方法まとめ!
いかがでしたでしょうか。
生麺のパスタの賞味期限は約10日、乾麺のパスタの賞味期限はなんと約3年でした。
乾麺のパスタは保存食として重宝しますよね。
また、生麺のパスタが腐ってしまったか確認する見分け方としてまず臭いの変化のチェックがあります。
パスタは腐ると酸っぱい臭いをしていたり、生乾きの雑巾や洗濯ものを放置した時の独特なイヤな臭いがします。
まずは臭いをチェックし、見た目はネバネバしたり、糸を引いている場合は腐っています。
少し怪しい場合でも、加熱しても雑菌が消滅しない為、体調のためにも食べずに処分しましょう。
パスタを腐らせない為にも上手な保存方法として、冷蔵庫の野菜室の冷蔵保存や冷凍保存がおすすめです。
いずれも密封して100g程度の大きさに小分けしての保存がベストです。
パスタを長持ちさせることができれば、いつでも美味しいパスタを気軽に食べ得られますよね。
この情報があなたのお役に立てれば幸いです。
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