大人になってからいざ、原稿用紙に文章を書くとなると書き方が不安な方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、原稿用紙の書き方!句読点、小文字の位置ここでOK?について紹介していきます。
原稿用紙の書き方!句読点、小文字の位置ここでOK?
原稿用紙の書き方忘れちゃった、 pic.twitter.com/PK8w2hixwZ
— haikara nocco 🍶💘WEBライター (@nocco_35) December 8, 2016
まず基本的な原稿用紙の書き方として、句読点「。」「、」の役割は文章を区切ることです。
句点「。」は文章の終わりにつき、読点「、」は文章の途中で打たれます。
読点は漢字やひらがなの区切り、重文や複文の区切り、長い主語の後に用いられます。
基本的な原稿用紙の使い方ですが、縦書きの原稿用紙の場合も横書きの原稿用紙の場合も、句読点「。」「、」は文字と同じように1マスに1つ置きます。
そしてこれらの句読点は原稿用紙の行の最初にはおきません。
句読点が行の最後に来て、行末の場合には、最後のマス目に文字と一緒に書くか原稿用紙の欄外に書きます。
また、小さな「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」は普通の文字と同じように、原稿用紙の1マスに1字書きます。
また、原稿用紙の書き方で句読点「。」「、」と違い、小文字「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」は行の初めに来ても大丈夫です。
しかも小文字は行末の字と一緒に書くことも、原稿用紙の欄外に書くこともできます。
句読点「。」「、」も小文字「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」も書く位置は縦書きの原稿用紙ではマス目の右上になります。
ちなみに、横書きの原稿用紙では左下になります。
また、原稿用紙でカギカッコ「」を用いる場合、閉じカッコと句点(。)(「」の」)と、は同じマス(。」)に入れましょう。
ただし、カギカッコの文末には句点「。」をつけないのが出版業界で主流のようです。
そして開きカッコは原稿用紙の行の末尾には書かず、次の行の先頭に書きます。
疑問符「?」や感嘆符「!」の後ろは原稿用紙の1マス開けますが、論文では疑問符や感嘆符は用いません。
また疑問符や感嘆符は句読点「。、」と同じように行のはじめには書かず、前の行末に続けて書くのが一般的です。
原稿用紙の書き方!
原稿用紙の書き方として、3点リーダー「…」は1マスに3つ入れ、2つぶん続けます。
なお、原稿用紙の書き方としてダッシュ「―」は2つ分使って書きます。
そして、三点リーダーは記号というよりも文字のように扱われている面があるので、小文字と同じように行の始めに来てもいいですし、原稿用紙の欄外に書いても構いません。
原稿用指の場合、数字は縦書きの場合は漢数字、横書きの場合は算用数字を使いましょう。
なお縦書きの原稿用紙の場合は漢数字を1マスずつ入れて行きますが、横書きの原稿用紙場合には1マスに2文字入れます。
会話や気持ちを表す場合には一重カギカッコを用い、カギカッコの中にさらにカギカッコが必要な場合は二重カッコを使います。
会話のカギカッコは開業をして書き、会話が2行以上に渡るときは原稿用紙の書き方として、1マス下げても下げなくてもいいです。
原稿用紙の書き方!句読点、小文字の位置ここでOK?まとめ
雪が降り始めました。手がかじかみます。
子供部屋から発掘シリーズ、今回は原稿用紙。
原稿用紙書き方作法、忘れています。間違い失礼します。(作者名、下に揃えるべきかと思ったのですが、勝手にやめました。
スキャンしただけでトリミングも無しですが、アップします
ペン kakuno細字 #朝活書写 pic.twitter.com/RAQ3X5mjZM— kleingartenmotta (@Kgartenmotta) December 13, 2020
いかがでしたでしょうか。
今回は、原稿用紙の書き方!句読点、小文字の位置ここでOK?について紹介してきました。
原稿用紙の使い方まとめ・・・
・縦書きの原稿用紙の場合も横書きの原稿用紙の場合も、句読点「。」「、」は文字と同じように1マスに1つ書く。
・原稿用紙で句読点は原稿用紙の行の最初には書かない。
・原稿用紙で句読点が行の最後に来て、行末の場合には、最後のマス目に文字と一緒に書くか原稿用紙の欄外に書く。
・小さな「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」は普通の文字と同じように、原稿用紙の1マスに1字書く。
・原稿用紙の書き方で句読点「。」「、」と違い、小文字「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」は行の初めに来ても大丈夫。
・原稿用紙でカギカッコ「」を用いる場合、閉じカッコと句点(。)(「」の」)と、は同じマス(。」)に入れる。
大人になってから、なかなか目に触れない原稿用紙の書き方なので、久しぶりに原稿用紙を見た方もいるのではないでしょうか。
でも原稿用紙に向かうだけで、気持ちが引き締まりますよね。
この情報があなたのお役に立てれば幸いです。
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