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冬、しばらく車に乗っていないと、バッテリーの上がりが気になりますよね?

そこで今回は車は何日乗らないとバッテリー上がる?冬についてバッテリーの上がりの目安や解決法まで紹介していきます。

車は何日乗らないとバッテリー上がる?

車のバッテリーが上がってしまうとやっかいですよね。

車のバッテリーは車をしばらく運転していないと、特に冬場はいつの間にか上がってしまいます。

私の体験から車のバッテリーは3週間から1ヵ月程度、車を走行させないとバッテリーが上がっていまうことが多いです。

特に冬場は室内の車庫で3週間、屋外の駐車場に車を保管している場合は2、3週間で車のバッテリーが上がってしまう経験があります。

一度車のバッテリーが上がってしまうと、いざ出かける際にかなりの時間のロスにつながるので、車は定期的に乗りましょう!

車のバッテリー上がりが起きやすい理由は?冬

冬になると、車のバッテリー上がりが増える傾向があります。

これは、寒さによってバッテリーの性能が低下し、エンジン始動や電装品の使用に必要な電力が不足するからです。

具体的には、以下の3つの理由が挙げられます。

車のバッテリーの容量と充電効率が低下する!

車のバッテリーは、内部に鉛の板とバッテリー液に含まれる希硫酸が化学反応を起こすことで、電気を貯めたり取り出したりする仕組みになっています。

しかし、気温が低くなると、この化学反応が鈍くなり、車のバッテリーの容量と充電効率が低下してしまいます。

ちなみに、車のバッテリーの容量とは、バッテリーが貯められる電気の量のこと。

 

気温が25℃のときは、車のバッテリーの容量は100%ですが、0~10℃になると、容量は80~90%にまで減ってしまいます。

つまり、寒いときは、同じ車のバッテリーでも電気を少なくしか貯められないということです。

車のバッテリーの充電効率とは、発電された電気をどれだけ効率的にバッテリーに蓄えられるかということ。

気温が低いと、化学反応が起こりにくくなるため、充電されにくくなり、寒いときは、同じ時間走行しても、バッテリーに充電される電気の量が少なくななってしまいます。

冬はエンジン始動に必要な電力が増える!

車のエンジンを始動するときには、バッテリーからセルモーターに電力が供給され、セルモーターは、エンジンのクランクシャフトを回転させて、燃料と空気の混合気を圧縮し、点火させることで、エンジンを動かします。

しかし、気温が低いと、エンジンオイルの粘度が高くなり、エンジンの回転抵抗が大きくなり、エンジンを始動するのに必要な電力が増えてしまいます。

調べてみると、夏と冬では、エンジン始動に必要な電力は約1.5倍違います。

夏で約90~120A、冬で約150~190Aとなり、寒いときは、同じエンジンでも始動するのに電気を多く使うということです。

電装品の使用量が増える!

冬は、日照時間が短くなり、ライトをつける時間が長くなります。

また、寒さをしのぐために、エアコンの暖房やシートヒーターなどの電装品を多く使いますよね。

これらの電装品は、バッテリーから電力を消費します。

つまり、冬に車に乗ると、どうしても電力の消費量が増えます。

これによって、バッテリーからの電力の持ち出しが多くなり、充電と放電のバランスが崩れて、バッテリーが上がりやすくなります。

以上が、冬にバッテリー上がりが起きやすい理由です。

このように、寒さによって車のバッテリーの性能が低下し、エンジン始動や電装品の使用に必要な電力が不足することが、バッテリー上がりの原因となります。

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車のバッテリー上がりの前兆と症状とは?

バッテリーが上がりかけているときには、エンジンや電装品の動作に異常が現れます。

これらの症状に気づいたら、早めにバッテリーの点検や交換を行う必要があります。

具体的には、以下の3つの症状が挙げられます。

エンジンがかかりにくくなる!

バッテリーの電力が低下すると、エンジンを始動するために必要な電流が不足します。

そのため、エンジンがかかりにくくなり、セルモーターの回転音が弱くなったり、キーを回しても反応しなかったりします。

この状態で無理にエンジンをかけ続けると、バッテリーが完全に上がってしまう可能性があります。

車のライトやオーディオが暗くなる!

バッテリーの電力が低下すると、ライトやオーディオなどの電装品の動作にも影響が出ます。

特に、ライトは明るさが目に見えて変わります。走行時と停車時でライトの明るさが違う場合や、ライトが点滅したり消えたりする場合は、バッテリーの電圧が不安定になっているサインです。オーディオも音量が小さくなったり、音が途切れたりすることがあります。

車のセルモーターが回らない!

バッテリーの電力がほとんどなくなると、セルモーターが回らなくなります。

セルモーターは、エンジンを始動するためにクランクシャフトを回転させる部品です。

セルモーターが回らないと、エンジンがかからなくなります。

この状態では、キーを回してもセルモーターの音がしないか、カチカチという音がするだけです。

以上が、バッテリー上がりの前兆と症状です。

このように、バッテリーが上がりかけているときには、エンジンや電装品の動作に異常が現れます。

これらの症状に気づいたら、早めにバッテリーの点検や交換を行う必要があります。

車のバッテリー上がりを防ぐポイントとは?

冬にバッテリー上がりが起きやすい理由は、寒さによってバッテリーの性能が低下し、エンジン始動や電装品の使用に必要な電力が不足することでした。

では、バッテリー上がりを防ぐにはどうすればいいのでしょうか。ここでは、バッテリー上がりを防ぐためのポイントを3つご紹介します。

定期的に車で長時間走行する

バッテリーは、走行中に発電機から充電されます。

しかし、走行距離が短いと、充電される量が消費される量を上回らないため、バッテリーの電力が減っていきます。

特に、5~10分程度の短距離走行を繰り返すと、バッテリー上がりのリスクが高くなります。

そこで、定期的に長時間走行することが、バッテリー上がりを防ぐポイントです。

長時間走行することで、バッテリーに十分な電力を蓄えることができます。

具体的には、1~2週間に1回は、20~30分以上は走行するようにしましょう。

車のバッテリーを温める

バッテリーは、気温が低いと、内部の化学反応が鈍くなり、容量や充電効率が低下します。

気温が0℃になると、バッテリーの容量は80%にまで減ります。

気温が-20℃になると、バッテリーの容量は50%にまで減ります。

つまり、寒いときは、同じバッテリーでも電力が半分になるということです。

そこで、バッテリーを温めることが、バッテリー上がりを防ぐポイントです。

バッテリーを温めることで、内部の化学反応を活性化させ、バッテリーの性能を向上させることができます。

具体的には、バッテリーに保温カバーをかけたり、バッテリーの近くに発熱材を置いたりすることが有効です。

車のバッテリーの点検と交換をする

バッテリーは、使用開始から2~3年を過ぎると、劣化が進み、充電できる電力の量が減っていきます。

劣化したバッテリーは、寒さに弱く、バッテリー上がりを起こしやすくなります。

また、バッテリーの劣化は、放電や過充電によっても加速されます。

そこで、バッテリーの点検と交換をすることが、バッテリー上がりを防ぐポイントです。

バッテリーの点検では、電圧や液面、充電システムなどをチェックし、異常がないか確認します。

バッテリーの交換では、バッテリーの寿命が近いと感じたら、新しいバッテリーに取り替えます。

バッテリーの寿命は、使用状況や環境によって異なりますが、一般的には3~5年と言われています。

以上が、バッテリー上がりを防ぐポイントです。

このように、定期的に長時間走行すること、バッテリーを温めること、バッテリーの点検と交換をすることが、バッテリー上がりを防ぐための有効な方法です。

車のバッテリー上がった時の対処法!

車のバッテリーが上がってしまったときは、エンジンを始動できなくなり、困ってしまいます。

しかし、パニックにならずに、適切な対処法を行えば、車を動かすことができる場合があります。

ここでは、バッテリー上がりになったときの対処法を3つご紹介します!

ブースターケーブルでジャンピングスタートする

ブースターケーブルでジャンピングスタートするという方法は、他の車から電気を分けてもらって、エンジンを始動する方法です。

この方法を行うには、以下の手順に従ってください。

まず、救援車と故障車を近づけて、両方のエンジンを止めます。そして、両方のボンネットを開けます。

次に、ブースターケーブルを用意します。ブースターケーブルは、赤と黒の2本のケーブルがワンセットになっており、両端にクリップがついています。ブースターケーブルはカー用品店で購入できますが、車種によって適合するものが異なりますので、事前に確認しておきましょう。

その後、ブースターケーブルをバッテリーの端子に接続します。接続する順番は以下の通りです。

赤いケーブルの片方のクリップを故障車のバッテリーのプラス端子につけます。

赤いケーブルのもう片方のクリップを救援車のバッテリーのプラス端子につけます。

黒いケーブルの片方のクリップを救援車のバッテリーのマイナス端子につけます。

黒いケーブルのもう片方のクリップを故障車のエンジンブロックやシャーシなどの金属部分につけます。

そして、救援車のエンジンをかけます。このとき、救援車はパーキングブレーキをかけて、シフトレバーをパーキング(AT車)やニュートラル(MT車)に入れておきましょう。

しばらく待ってから、故障車のエンジンをかけます。エンジンがかかったら、ブースターケーブルを外します。外す順番は接続と逆になります。

黒いケーブルの故障車側のクリップを外します。
黒いケーブルの救援車側のクリップを外します。
赤いケーブルの救援車側のクリップを外します。
赤いケーブルの故障車側のクリップを外します。
最後に、故障車はしばらく走行して、バッテリーを充電します。

ジャンプスターターで充電する!

ジャンプスターターで充電するという方法は、携帯用の小型バッテリーを使って、エンジンを始動する方法です。

この方法を行うには、以下の手順で実施してみましょう。

まず、ジャンプスターターを用意します。ジャンプスターターは、カー用品店やネット通販で購入できますが、車種によって適合するものが異なりますので、事前に確認がおすすめです。
次に、ジャンプスターターをバッテリーの端子に接続します。接続する順番は以下の通りです。

赤いケーブルのクリップをバッテリーのプラス端子につけます。
黒いケーブルのクリップをバッテリーのマイナス端子につけます。
そして、ジャンプスターターのスイッチをオンにします。このとき、ジャンプスターターの電圧や電流が適切に設定されていることを確認しましょう。
その後、エンジンをかけます。エンジンがかかったら、ジャンプスターターのスイッチをオフにして、ケーブルを外します。外す順番は接続と逆になります¹²。
黒いケーブルのクリップを外します。
赤いケーブルのクリップを外します。
最後に、故障車はしばらく走行して、バッテリーを充電します。

ロードサービスを利用する!

ロードサービスを利用するという方法は、プロのスタッフに救助を依頼して、エンジンを始動する方法です。

この方法を行うには、以下の手順に従ってください。

まず、ロードサービスの電話番号を調べます。ロードサービスは、自動車保険やクレジットカード、カーディーラーなどに付帯している場合がありますので、事前に確認しておきましょう。もし、付帯していない場合は、JAFなどの有料のロードサービスを利用することになります。

次に、ロードサービスに電話をかけます。このとき、故障車の位置や状況、車種やナンバーなどを伝えます。また、バッテリー上がりであることも伝えましょう。
その後、ロードサービスのスタッフが到着するまで、安全な場所で待ちます。到着までの時間は、場所や混雑状況によって異なりますが、おおよそ30分から1時間程度と考えてください。
最後に、ロードサービスのスタッフがエンジンを始動してくれます。このとき、スタッフからバッテリーの状態や交換の必要性などのアドバイスを受けることができますので、参考にしましょう。

車のバッテリー上がりの原因と予防策とは?

車のバッテリー上がりとは、バッテリーの電力が不足してエンジンが始動しなくなる状態のことです。

バッテリー上がりの原因は主に以下の3つです。

電装品の使い過ぎやライトの消し忘れなどで電力を大量に消費する
長期間車を使用しないで放置することで自然放電する
バッテリーの寿命が近づくことで性能が低下する

バッテリー上がりを防ぐためには、以下のような予防策が有効です。

電装品の使用に注意し、必要なときだけ使う
車を駐車するときはライトやアクセサリーを消す
定期的に長距離走行を行い、バッテリーを充電する
冬場はバッテリーの保温対策を行う
バッテリーの点検や交換を適切なタイミングで行う

バッテリー上がりの前兆や症状に注意!

バッテリー上がりには、以下のような前兆や症状があります。

これらに気づいたら、早めに対処することが重要です。

エンジンがかかりにくい
ライトが暗い
パワーウインドウの開閉が遅くなった
アイドリングストップしない

バッテリー上がりの前兆を見逃さないためには、以下のような方法がおすすめです。

バッテリーの残量をメーターで確認する
ライトの明るさをチェックする
パワーウインドウの動作を確認する
アイドリングストップの設定を確認する

 バッテリー上がりになったときは素早く対処する

もしバッテリー上がりになってしまったときは、以下のような対処方法があります。

自分でできることと、専門家に任せることを見極めましょう。

1 ジャンピングスタートを行う

他の車のバッテリーとケーブルでつなげて、電力を分けてもらう方法です。

2 バッテリーを充電する

バッテリーを車から取り外して、充電器で充電する方法です。

充電器という専用の機器が必要でやり方は以下のとおりです。

3 ロードサービスや修理業者に依頼する

自分で対処できない場合や、安全に作業できない場合は、プロに任せるのが最善です。

ロードサービスや修理業者に連絡して、現場に来てもらいましょう。

料金や対応時間は、サービスや業者によって異なります。

4 バッテリーを交換する

バッテリーが劣化している場合や、繰り返し上がってしまう場合は、新しいバッテリーに交換するのが最善です。

バッテリーの交換は、自分で行うこともできますが、危険を伴う作業なので、プロに任せるのがおすすめです!

車は何日乗らないとバッテリー上がる?冬場の解決法はコレ!まとめ

この記事では、冬に車のバッテリー上がりが起きやすい理由と、その対処法について解説しました。

車のバッテリー上がりは、寒さによってバッテリーの性能が低下し、エンジン始動や電装品の使用に必要な電力が不足することが原因です。

私の個人的な実体験から車のバッテリーは3週間から1ヵ月程度、車を走行させないと車のバッテリーが上がっていまうことがあります。

特に冬場は室内の車庫で3週間、屋外の駐車場に車を保管している場合は2、3週間で車のバッテリーが上がってしまう経験があるので注意しましょう!

一度車のバッテリーが上がってしまうと、いざ出かける際にかなりの時間のロスにつながるので、車は定期的に乗ることが一番。

 

車のバッテリー上がりを防ぐためには、定期的に長時間走行すること、バッテリーを温めること、バッテリーの点検と交換をすることがポイントです。

車のバッテリー上がりになったときには、ブースターケーブルでジャンピングスタートすること、ジャンプスターターで充電すること、ロードサービスを利用することが対処法です。

これらの方法を覚えておけば、冬の車のバッテリー上がりにも安心です。

これらの情報があなたのお役に立てれば幸いです。