日本三大香木と言われるキンモクセイ。香りが印象的で比較的管理もしやすいため、庭の生け垣などに使われています。
しかし、季節によってはキチンと対策をしておかなければ、害虫にすぐやられてしまいます。
そこで今回は、キンモクセイの害虫対策はどうすればいいの?について紹介しておきます。
キンモクセイの害虫対策はどうすればいいの?
キンモクセイには様々な害虫がつきものです。それぞれの害虫の対策例を挙げておきます。
①カイガラムシ
カイガラムシは茎や枝、葉の汁を吸う害虫で有名です。風通しを良くすることや春前の時期にマシン油乳剤を使うことで害虫対策を行うことが出来ます。
成虫になると脚が動けないものが多いのでブラシでこすって落とせば良いです。大量にいる場合は被害も大きくなっている可能性があるので枝ごと切り落とす必要があります。
②ヘリグロテントウノミハムシ
ヘリグロテントウノミハムシは葉を食べる害虫です。見た目がてんとう虫に似ているので害虫なのに除去しないことがあります。
てんとう虫は害虫を食べてくれるので除去してはいけませんが、よく見極めて除去することが大切です。ヘリグロテントウノミハムシの対策は落ち葉の下で冬を越すので、冬に落ち葉を集めて処分することです。
③マエアカスカシノメイガ
マエアカスカシノメイガはモクセイ科の葉を食べる害虫で、薄緑色の透明感のあるイモムシです。
成虫になると赤褐色で全体は白く透けています。マエアカスカシノメイガの対策は大量発生することが少ないので幼虫を見つけ次第捕まえることです。
④アオバハゴロモ
アオバハゴロモは茎や枝の汁を吸います。大きさは1センチほどで小さいのが特徴です。幼虫はふわふわした綿毛のような白い虫で線状の物質を出します。
成虫は葉にそっくりな黄緑色の蛾なので、見つけにくいです。アオバハゴロモの対策は剪定をして風通しを良くすることで対策ができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、キンモクセイの害虫対策はどうすればいいの?について紹介してきました。
このように害虫によって対策方法が違ってきます。
そのため、どんな虫がよく寄ってくるのかとか、どんな対策をしたらな良いのかしっかり把握しておく必要があります。
害虫対策の方法はたくさんありますが、その他コーヒーのかすを乾燥させて土に埋めたり葉裏に水をかける、黄色の粘着テープを吊り下げるなどの方法で予防できる害虫もいます。
害虫が茎や枝の葉を吸ったり葉を食べてしまうとキンモクセイが病気になる可能性があります。
最悪、外注によってキンモクセイの免疫力が落ち、カビが生えることも考えられます。
まずは、キンモクセイが十分に育つ環境にあるかを見直す必要があります。土や肥料、日光や水やりを見直すことから始めてはいかがでしょうか。
この情報があなたのお役に立てれば幸いです。
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