身体に良いと言われるネバネバ食品の長芋。
生のままサラダにしたり、すりおろしてお好み焼きの生地に加えたりと調理方法もさまざまですが、使い切れず残ってしまう場合もありますよね。
そこで、長芋はどのくらいで腐ってしまうのか、気になる見分け方と賞味期限について詳しく調査したいと思います!
長いもの賞味期限はどのくらい?何日で腐る?
最近では、大きなスーパーで小分けにされた長芋も販売されていますよね。
しかしそうでない場合、なかなか1回では使い切れず困ってしまっている人も少なくないのではと思います。
そもそも長芋はいったいどのくらい日持ちがするものなのでしょうか?何日くらいで腐ってしまうのか、詳しく見ていきたいと思います。
<カットされていない長芋>
カットされていない状態のまるまる1本の長芋は、冷暗所で適切に保存すれば最大3ヶ月くらい日持ちします。
<カットした長芋>
カットされた長芋の賞味期限は、冷蔵庫で約1~2週間。
断面が空気に触れないよう、にラップでしっかり包んで保存しましょう。
<すりおろした長芋>
すりおろした長芋の賞味期限は、密閉容器で冷蔵保存した場合3日~1週間ほど。
賞味期限は少し短めなので、なるべく早めに消費してしまうことをおすすめします。
長芋は腐ったらどうなる?見分け方のポイント!
調理後に残ってしまった長芋の賞味期限は、だいたい3日~1週間程度ということが分かりました。
ただ、これは保存の状況によっても変わってきます。
いざ料理に使おうと思った時、本当に腐っていないかどうか心配になることもあるのではないでしょうか?
そんな人のために、腐った長芋の見分け方についてポイントを詳しく紹介したいと思います。
①長いもの色
切り口がピンク色になった長芋を見たことがあるかと思いますが、
これはポリフェノールが酸化しているだけで腐っているわけではありません。
切ってみた時に断面がキレイな白色をしていたら食べても大丈夫。
ただし、中が黄色や黒に変色しているものは傷んでしまっているので食べるのはやめておきましょう。
②長いもの見た目
表面がしわしわになっていたり、カビが生えたりしている長芋は腐っている可能性があるので要注意です。
③長いもの臭い
酸っぱいような臭いがする長芋は腐っています。
明らかに異臭がする場合は注意してください。
④長いもの味
見た目には分かりにくくても、苦味や酸味を感じたら食べない方が良いでしょう。
腐っている可能性が高いです。
長芋を長持ちさせる保存方法とは?
長芋の賞味期限はカットされているかどうかなど状態によっても
変わってきますが、それぞれに合った方法で適切に保存すればより長持ちさせることが出来ます。
ここではその方法について詳しく見ていきましょう。
<まるまる1本の長芋>
新聞紙で包んで冷蔵保存するのが基本ですが、それ以上に長持ちさせる方法があります。
それはおがくずの入った箱に入れ、風通しの良い場所で保存すること。
長芋は乾燥や水気に弱く、また冷暗所を好む性質があるのでおがくずを使った保存方法が適しているんです。
涼しい時期ならこの方法で2~3ヶ月ほど長持ちさせることが出来ます。ただし長芋は暑さにも弱いので、室温が25℃を超える時期には
やはり冷蔵庫で保存するようにしましょう。
<カットした長芋>
カットした長芋の場合は、ラップをして冷蔵庫で保存するのが主流。
しかし最近では切り口をキッチンペーパーで覆い、輪ゴムで固定する方法が話題になっています。
先ほども触れたように長芋は水気に弱いため、ラップよりキッチンペーパーを使った方が手軽でより長持ちすると評判です。
<すりおろした長芋>
すりおろした長芋を長持ちさせるなら、冷凍するのがおすすめ。
冷蔵だと約3日だった賞味期限を、冷凍することで1ヶ月程度までのばすことが出来ます。
冷凍する際は密閉できるフリーザーバッグなどに入れ、空気を抜いて平らにすると良いですよ。
解凍時は火が通ってしまわないように自然解凍するのがおすすめです。
長芋は何日で腐る?賞味期限はどれぐらい?見分け方を調査!まとめ
今回は長芋の賞味期限と保存方法、そして腐ってしまった時の見分け方について詳しく調査してみました。
長芋はシャキシャキとした食感と粘りが特徴で、栄養価も高いため人気の野菜ですが、気になるのが保存中の劣化。実は長芋は意外とデリケートで、保存方法を間違えるとすぐに傷んでしまいます。未カットの状態では冷暗所で約2〜3週間が目安とされていますが、カットしたものは冷蔵保存で3〜5日程度が限界。特にすりおろした後は空気に触れると酸化が進みやすいため、当日中の消費が安心です。
腐敗のサインとしては、まず見た目に変化が現れます。全体が黒ずんできたり、表面がぬるぬるしてきた場合は要注意。また、カット面が茶色く変色している場合も品質が落ちています。さらに酸っぱい臭いや異臭がする場合は、迷わず処分することが大切です。
長持ちさせるコツは、新聞紙に包んで冷暗所で保存すること。湿気を防ぎながらも適度な通気性を保つことで、腐敗を遅らせます。カット後はラップでしっかり密閉し、冷蔵庫の野菜室で保存するのがベスト。また冷凍保存も可能で、すりおろしてから冷凍することで約1カ月保存がきき、使う際は自然解凍でOK。
このように、長芋は保存状態次第でかなり日持ちが変わる野菜です。鮮度の見極めポイントを知り、無駄なくおいしく楽しみたいですね。特に梅雨時期や夏場は傷みやすいので、こまめなチェックも忘れずに!