鶏そぼろ、豚そぼろは冷蔵で何日日持ちする？気になるそぼろの保存方法やコツを紹介していきます。
そぼろの冷蔵保存のコツと賞味期間はどれぐらい？
そぼろは冷蔵庫で保存すると、3日～5日程度日持ちします。
ただし、そぼろの水分量や塩分量、味付けの濃さなどによっても保存期間が変わりますので、注意が必要です。
そぼろを冷蔵保存する際のコツと期間をご紹介します。
そぼろの粗熱をしっかり取る！
そぼろを作り終わったら、すぐに冷蔵庫に入れるのではなく、一度皿などに広げて粗熱をしっかり取りましょう。
そぼろが温かいまま冷蔵庫に入れると、そぼろに水滴が付着したり、冷蔵庫内の温度が上がったりして、そぼろの鮮度や風味が低下する恐れがあります。
粗熱を取ることで、そぼろの水分量を減らし、細菌の繁殖を防ぐことができます。
そぼろを密閉容器に入れて冷蔵保存！空気を抜く！
粗熱を取ったそぼろを、密閉できる容器に入れて保存しましょう。
冷蔵保存容器は、タッパーやジップロックなどが便利で、容器に入れる際は、そぼろがなるべく空気に触れないように、空気を抜いてからフタをしましょう。
空気に触れると、そぼろが酸化したり、冷蔵庫内のにおいが移ったりして、そぼろの品質が損なわれる可能性があるので空気を抜くことで、そぼろの風味や色を保つことができますよ。
そぼろをチルド室に入れて3日～5日保存
容器に入れたそぼろを、冷蔵庫のチルド室に入れて保存しましょう。
チルド室は、冷蔵庫の中でも最も低温で安定した場所です。
チルド室に入れることで、そぼろの温度変化を最小限に抑え、細菌の増殖を防ぐことができ、チルド室で冷蔵保存したそぼろは、3日～5日程度日持ちします。
ただし、そぼろの水分量や塩分量、味付けの濃さなどによっても保存期間が変わりますので、見た目やにおいなどでチェックしてください。
そぼろの保存期間を延ばしたい場合は、水分を飛ばして味付けを濃くすると、1週間程度まで日持ちします。
そぼろは冷蔵で日持ちはどれぐらい？
そぼろはお弁当や作り置きに便利なおかずですが、日持ちさせるにはどのようなコツがあるのでしょうか？
ここでは、そぼろの日持ちに影響する3つの要因とその理由をご紹介します。
そぼろの水分量と塩分量
そぼろの日持ちに最も大きく影響するのが、そぼろに含まれる水分量と塩分量です。
水分量が多いと、そぼろが傷みやすくなります。
水分は細菌の増殖に必要な要素ですから、水分が多いほど細菌が繁殖しやすくなり逆に、塩分量が多いと、そぼろが日持ちしやすくなります。
塩分は細菌の増殖を抑える作用がありますから、塩分が多いほど細菌が繁殖しにくくなります。
つまり、そぼろに含まれる水分量や塩分量で日持ちする日数が変わるということです。
そぼろの味付けの濃さと種類は？
そぼろの日持ちに影響するもう一つの要因が、そぼろの味付けの濃さと種類です。味付けの濃さは、塩分量と同じく細菌の増殖を抑える効果があります。
味付けが濃いほど、そぼろが日持ちしやすくなります。
味付けの種類によっても、そぼろの日持ちが変わります。
例えば、酢やレモン汁などの酸味のある調味料は、細菌の増殖を防ぐ働きがあります。
また、生姜やにんにくなどの香辛料は、抗菌作用がありこれらの調味料を使うと、そぼろの日持ちを延ばすことができます。
そぼろの保存方法と温度は？
そぼろの日持ちに影響する最後の要因が、そぼろの保存方法と温度です。
そぼろの保存方法は、常温保存、冷蔵保存、冷凍保存の3種類があります。
常温保存は、そぼろが傷みやすいのでおすすめできません。
また、冷蔵保存は、そぼろを密閉容器に入れてチルド室で保存するのがベストです！
冷凍保存は、そぼろを小分けにしてラップで包み、ジッパー付き保存袋に平らに入れて冷凍庫で保存するのが良いです。
保存する温度は、低いほどそぼろが日持ちしやすくなります。
温度が高いと、細菌が活発になりますから、そぼろが傷みやすくなります。
特に夏場は、温度管理に注意しましょう。
そぼろの冷凍保存のコツと賞味期限は？
そぼろは冷凍庫で保存すると、2週間～1ヶ月程度日持ちします。
ただし、そぼろの水分量や塩分量、味付けの濃さなどによっても保存期間が変わりますので、注意が必要です。
ここでは、そぼろを冷凍保存する際のコツと期間をご紹介します。
小分けする
そぼろを冷凍保存するときは、使いやすい量に小分けして保存しましょう。
小分けにすることで、必要な分だけ解凍して使えるようになり、小分けにすると冷凍庫のスペースも有効に活用できます。
小分けにする量は、お好みで調整してください。例えば、1回分のお弁当に使う量や、1人分のご飯にかける量などが目安です。
平らにしてラップで包む
小分けにしたそぼろを、平らにしてラップで包み平らにすることで、冷凍庫で重ねて保存できます。
また、平らにすると解凍も早くできラップで包むことで、そぼろが乾燥したり、冷凍焼けしたりするのを防ぐことができます。
ラップで包んだそぼろは、さらにジップロックなどの保存袋に入れて空気を抜いてから冷凍庫に入れると、より長持ちします。
そぼろを冷凍庫で2週間～1ヶ月保存
ラップで包んで保存袋に入れたそぼろを、冷凍庫で2週間～1ヶ月保存できます。
ただし、そぼろの水分量や塩分量、味付けの濃さなどによっても保存期間が変わりますので、見た目やにおいなどでチェックしてください。
保存期間を延ばしたい場合は、水分を飛ばして味付けを濃くすると、2ヶ月程度まで日持ちします。
そぼろの解凍方法と注意点
そぼろは冷凍保存すると、2週間～1ヶ月程度日持ちします。
ただし、そぼろの水分量や塩分量、味付けの濃さなどによっても保存期間が変わりますので、注意が必要です。
ここでは、そぼろの解凍方法と注意点をご紹介します。
そぼろを前日に冷蔵庫で自然解凍する
そぼろを解凍するときは、前日に冷蔵庫に移して自然解凍するのがおすすめです。
自然解凍することで、そぼろの風味や食感を損なわずに解凍できます。
また、自然解凍すると、そぼろに付いている氷が溶けて水分になりこの水分をキッチンペーパーなどで拭き取ると、そぼろがパラパラになりやすくなります。
電子レンジで加熱解凍する
そぼろを解凍するときに時間がない場合は、電子レンジで加熱解凍することもできます。
加熱解凍するときは、そぼろを耐熱皿に入れてラップをかけ、ラップをかけることで、そぼろが乾燥したり、電子レンジ内に飛び散ったりするのを防ぐことができます。
電子レンジの設定は、50gあたり500Wで30秒が目安で加熱時間は、そぼろの量や冷凍状態によって調整してください。
加熱したそぼろは、菜箸でほぐしてから使いましょう。
そぼろを再冷凍しない！
そぼろを解凍したら、再冷凍しないようにしましょう。
再冷凍すると、そぼろの品質や味が劣化したり、細菌が増殖したりする恐れがあり解凍したそぼろは、当日中に使い切るか、調理してから冷蔵保存するようにしましょう。
冷蔵保存する場合は、3日以内に食べることを目安にしてください。
そぼろの保存期間を延ばす工夫とアレンジ
そぼろは冷蔵保存で3日～5日、冷凍保存で2週間～1ヶ月程度日持ちします。
ただし、そぼろの水分量や塩分量、味付けの濃さなどによっても保存期間が変わりますので、注意が必要です。
ここでは、そぼろの保存期間を延ばす工夫と、そぼろを使ったおいしいアレンジレシピをご紹介します。
水分を飛ばして甘めに味付けする！
そぼろの保存期間を延ばす一番のコツは、そぼろの水分を飛ばして甘めに味付けすることです。
水分が多いと、そぼろが傷みやすくなり、水分は細菌の増殖に必要な要素ですから、水分が多いほど細菌が繁殖しやすくなります。
逆に、甘めに味付けすると、そぼろが日持ちしやすくなります。
甘みは細菌の増殖を抑える作用がありますから、甘みが多いほど細菌が繁殖しにくくなり、そぼろに含まれる水分量や甘みで日持ちする日数が変わるということです。
そぼろの水分を飛ばすには、フライパンで強火で炒めるのがおすすめです。
炒める時間は、そぼろの量や水分量によって異なりますが、目安としては10分程度です。
そぼろがパラパラになり、フライパンに水分が残らなくなったらOK。
そぼろの甘みを増やすには、砂糖やみりんなどの甘い調味料を多めに使うのがポイント。
甘みの強さはお好みで調整してくださいね。甘めに味付けしたそぼろは、冷蔵保存で1週間程度、冷凍保存で2ヶ月程度日持ちします。
レモン汁や生姜を加える！
そぼろの保存期間を延ばすもう一つの工夫は、そぼろにレモン汁や生姜を加えることです。
レモン汁や生姜は、そぼろの風味を引き立てるだけでなく、保存性を高める効果もあり、レモン汁は酸味があり、細菌の増殖を防ぐ働きがあります。
生姜は香りが良く、抗菌作用があり、これらの食材を使うと、そぼろの日持ちを延ばすことができます。
そぼろにレモン汁や生姜を加えるには、そぼろを作るときに一緒に炒めるか、作った後に混ぜるかのどちらかでOKです。
レモン汁は大さじ1杯、生姜はすりおろして小さじ1杯程度が目安。
レモン汁や生姜を加えたそぼろは、冷蔵保存で5日～7日程度、冷凍保存で1ヶ月～2ヶ月程度日持ちしますよ。
コロッケやカレーなどに使う！
そぼろの保存期間を延ばすだけでなく、そぼろを使ったおいしいアレンジレシピもご紹介します！
そぼろは、ごはんのお供やお弁当の具としてだけでなく、コロッケやカレーなどのメイン料理にも使えます。
そぼろを使うことで、手間を省いたり、味や食感に変化をつけたりできますよ。
ここでは、そぼろを使ったコロッケとカレーのレシピを紹介します。
そぼろコロッケ
そぼろコロッケは、そぼろとじゃがいもを混ぜて揚げるだけの簡単レシピ。
そぼろの味付けがコロッケの味を決めるので、あらかじめ甘辛く味付けしたそぼろを使うと便利ですよ！
そぼろコロッケは、冷凍保存できるので、作り置きしておくと忙しいときにも重宝します。
材料（4人分）
そぼろ 200g
じゃがいも 4個（600g）
塩 小さじ1/4
こしょう 少々
小麦粉 適量
卵 1個
パン粉 適量
揚げ油 適量
そぼろコロッケの作り方
じゃがいもは皮をむいて一口大に切り、水にさらしてから鍋に入れます。水を加えて火にかけ、じゃがいもが柔らかくなるまで茹でます。
茹で上がったじゃがいもは水気を切ってボウルに入れ、マッシャーやフォークで潰し、塩とこしょうで味を調えます。
そぼろとじゃがいもをよく混ぜ合わせ、手で丸めてコロッケの形にします。
小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつけ、衣をつけたコロッケは冷凍庫で凍らせます。
揚げ油を170℃に熱し、凍ったままのコロッケを入れ、色よく揚がるまで揚げます。油をきって完成です！
そぼろカレー
そぼろカレーは、そぼろとカレールーを使って簡単に作れるレシピ。
そぼろはカレーの具としても相性が良く、ひき肉よりも食感が楽しめますよ。
そぼろカレーは、冷蔵保存や冷凍保存もできるので、作り置きしておくと便利です。
材料（4人分）
そぼろ 200g
玉ねぎ 1個
にんじん 1本
じゃがいも 2個
水 600ml
カレールー 100g
サラダ油 大さじ1
作り方
玉ねぎは薄切りに、にん
そぼろは冷蔵で何日もつ？保存法等とコツを紹介！のまとめ
そぼろはお弁当や作り置きに便利なおかずですが、日持ちさせるにはどのようなコツがあるのでしょうか？
この記事では、そぼろの日持ちに影響する要因と、冷蔵保存や冷凍保存の方法と期間、解凍方法と注意点、保存期間を延ばす工夫とアレンジレシピをご紹介しました！
そぼろの日持ちに影響する要因は、そぼろに含まれる水分量と塩分量、味付けの濃さと種類、保存方法と温度。
水分量が多いと傷みやすく、塩分量や味付けの濃さが多いと日持ちしやすくなります。
そぼろの保存方法と温度は、常温保存は避けて、冷蔵保存はチルド室で、冷凍保存は冷凍庫で低温に保つことが大切です！
そぼろの冷蔵保存のコツと期間は、そぼろの粗熱をしっかり取って密閉容器に入れて空気を抜き、チルド室で3日～5日保存することです。
冷凍保存のコツと期間は、そぼろを使いやすい量に小分けして平らにしてラップで包み、冷凍庫で2週間～1ヶ月保存すること。
そぼろの解凍方法と注意点は、前日に冷蔵庫で自然解凍するか、電子レンジで加熱解凍することで、再冷凍はしないことです。
そぼろの賞味期限を延ばす工夫とアレンジは、そぼろの水分を飛ばして甘めに味付けするか、レモン汁や生姜を加えることで、冷蔵保存で1週間、冷凍保存で2ヶ月程度まで日持ちさせることができます。
また、そぼろをコロッケやカレーなどのメイン料理に使うことで、手間を省いたり、味や食感に変化をつけたりできますよ！
